
- 連続テレビ小説・あんぱんが大好きな方!
- 連続テレビ小説・あんぱんをまだ見た事がない方!
- 連続テレビ小説・あんぱんの楽しみ方を知りたい方!
朝田 のぶ(あさだ・のぶ):
今田美桜
高知育ち、行動力とスピードに満ちた三姉妹の長女。「ハチキンおのぶ」と呼ばれる主人公。戦後は新聞記者としても活躍!
朝田 結太郎(あさだ・けいたろう):
加瀬亮
商事会社勤務。
妻と子どもたちを大切にする父親。
朝田 羽多子(あさだ・はたこ):
江口のりこ
朝田家を支える母。家庭的で深みのある人物。
朝田 蘭子(らんこ):
河合優実
真面目で器用なしっかり者の次女。
朝田 メイコ(芽衣子):
原菜乃華
天真爛漫な三女。家族を明るくしてくれる存在。
朝田 釜次:
吉田鋼太郎
朝田石材店の三代目。家族を支える存在。
朝田 倉:
浅田美代子
朝田家を支える祖母的な存在。
柳井 嵩(やない・たかし):
北村匠海
漫画や絵を愛する青年。戦後の上京後、漫画家を志す。
柳井 清(きよし):
二宮和也
嵩の父。文学と絵に造詣深く、既に物語開始時に故人である人物 。
柳井 登美子(とみこ):
松嶋菜々子
勝ち気で文化的教養をもち、嵩を育てた母親。
柳井 千尋(ちひろ):
中沢元紀
嵩の弟。家族思いで文武両道の青年 。
柳井 寛(かん):
竹野内豊
嵩と千尋の育ての父。町医者であり精神的支柱 。
柳井 千代子(ちよこ):
戸田菜穂
寛の妻、嵩たちの伯母で優しく厳格な人物。
宇戸 しん(うと・しん):
瞳水ひまり
柳井家の女中。献身的に支える姿が印象的。
屋村 草吉(やむら・そうきち):
阿部サダヲ
謎のパン職人。のぶと嵩に人生の転機をもたらす存在 。
辛島 健太郎(からしま・けんたろう):
高橋文哉
嵩の同級生で親友的存在。素直でまっすぐな青年 。
座間 晴斗(ざま・はると):
山寺宏一
嵩が通う芸術学校の教師。教育者として影響を与える 。
小川 うさ子:
志田彩良
のぶの幼なじみ・同級生として登場
山下 実美(やました・みみ):
ソニン
のぶが通った高等女学校の教師
黒井 雪子(くろい・ゆきこ):
瀧内公美
のぶが卒業後に進む女子師範学校の教師。
手嶌 治虫(てじま・おさむ):
眞栄田郷敦
手塚治虫をモデルにした天才漫画家。
嵩と関わる重要キャラクター。
初回(第1話・3月31日放送):
世帯視聴率:15.4%(個人視聴率:8.6%)
※前作『おむすび』初回は16.8%で、『あんぱん』の初回は歴代ワースト3位の数字です。
全話平均視聴率(第83話時点まで):15.8%
前作『おむすび』よりも +2.6ポイント高く、直近5作と比較しても上位に位置する水準となっています。
〈番組最高&最低視聴率〉
最高:第68話(2025年7月2日放送)で 17.8% をマーク。
最低:第26話(2025年5月5日)で 13.5%(こどもの日の影響)。
脚本家・中園ミホ氏は、やなせたかしさんと小松暢さん夫妻をモデルに、徹底した取材をもとにオリジナル脚本を構築。「夫婦の絆」「人生後半からの夢の広がり」などを重視して制作されたと語られています 。実は中園氏が生前のやなせたかしさんと文通していたというエピソードもあり、脚本への深い敬意とリスペクトを持って作品化されました。
NHKアートが担当した美術制作では、高知の伝統建築や柚子の木、水路など地元の景観を忠実に再現したセットが作られました。朝田家の中庭や、**パン屋「朝田パン」**の店頭、嵩の部屋などが、視覚的にも高知らしさ・昭和らしさを表現しています。
「のぶの通学かばん」には、やなせたかしさんが若い頃使っていた実物に似せた意匠が施されており、関係者でも知る人ぞ知る仕込みだったそうです。また、パン屋の看板に手描きの“笑顔のパン”マークがこっそり描かれており、これもやなせたかしの『アンパンマン』の起源をイメージ。
〈デザイン・美術スタッフの遊び心〉
美術チーム「伊達さん」は、主要ビジュアルと劇中設定をリンクさせる仕掛けを投入。例えば、嵩が絵を描くシーンで着る服は、ヒロイン・のぶが実際に着ていた衣装と同じデザインにするという工夫がなされました。銀座の街並みに、その衣装を飾る設定など、背景設定にも遊び心のある演出が施されています。
〈高知県でのクランクインエピソード〉
撮影は高知県内でスタートし、芸西村の海岸でヒロイン・今田美桜さんと北村匠海さんが出演するシーンが撮影されました。かき氷を食べる場面や、砂浜でのたわむれ描写など、自然豊かなロケが印象的です。
〈今田美桜の裏話〉
セリフ量が多すぎて泣きそうに!
特に新聞社勤務のシーンでは、専門用語と早口のセリフが連発。本人は「台本を見た瞬間に胃が痛くなりました」と苦笑。収録前夜は録音した自分の声を聴きながら寝るという工夫をしていたとか。
高知ロケでの緊張感ゼロ⁉
クランクインは高知の海岸シーン(のぶと嵩の若かりし日)。今田さんは「朝ドラの撮影なのに、不思議と緊張せず楽しく始められた」と語っており、共演の北村匠海さんとの関係性が最初から良好だった様子。
今田「波の音に包まれて…むしろ癒されました(笑)」
北村匠海さんも「まず最初に高知での撮影ができてよかった」と笑顔でコメント。
〈パン職人・阿部サダヲの“謎役”の真相〉
阿部サダヲ演じる「屋村草吉」はパン屋の主人。だが演じている本人も当初は「この人、幽霊なの? 過去の幻なの?」とキャラクターの実態を知らされていなかったとのこと。
阿部「台本読んでも毎回よくわからなくて(笑)、でもパン作りの手元だけはすごく練習しました!」
劇中では職人技の“あんぱん成形”を披露。実際にパン職人の指導を受け、数百個を焼いたという本気ぶり。焼き上がりの匂いに、他の役者たちが「撮影後に全部食べてた」そうです。
〈北村匠海が“坊主”を覚悟していた話〉
戦中編の撮影では「髪を刈る必要があるかも…」という話が出て、北村さんは「覚悟はしていた」とのこと。しかし最終的には特殊メイクで対応。
北村「坊主頭を親に送ったら“似合ってるじゃん”と返されました(笑)」
〈オフショットでは意外な組み合わせ〉
江口のりこ(母役)と原菜乃華(三女役)は現場で演歌をデュエットしていたことがあるそうです。2人とも演歌ファンで、空き時間に即席カラオケ大会になったとの証言あり。撮影合間に流れる“パンの焼き上がりチャイム”に合わせて、キャスト全員で「パン体操」なる謎の踊りが定着したという、NHK内部でも未公開の流行があったらしいです(笑)
戦時中の場面で師団上等兵・八木信之介役を演じた妻夫木聡さんは、約3週間にわたる減量に挑戦。昼夜を抜いたり、炭水化物を控え野菜中心に食事を制限するなど、極端な役作りが行われました。
この肉体的な変化には、「飢えの原体験」を表現したいという強い意志と、戦争のリアルを視聴者に届けたいという使命感が込められています。
