
- 台風情報が知りたい方!
- 台風が発生するしくみを知りたい方!
- 台風の呼び方の違いを知りたい方!
🌀台風9号(クローサ / KROSA)
勢力:中心気圧約985 hPa、最大風速23 m/s
台風9号は、2日(土)午前9時現在、関東の東にあって、時速20キロで北東へ進んでいます。
この台風は今後、日本の東を東北東へ進む見込みです。
2日は、関東と伊豆諸島、東北太平洋側ではうねりを伴った高波に注意し、関東と東北太平洋側では強風に注意してください。
〈yahoo台風情報より引用〉
随時更新します‼️
1️⃣ 海水の温度が高くなる(26.5℃以上)
熱帯の海は日差しが強く、水面の温度が上がります。特に夏〜初秋(7〜10月ごろ)が台風シーズンです。水蒸気が大量に発生する暖かい海の水が蒸発して、水蒸気となって上昇します。水蒸気は空気より軽いため、どんどん上昇します。
2️⃣上昇気流が発生する!
水蒸気が上空で冷やされて「雲」になります(凝結)。このとき「潜熱(せんねつ)」という熱が出て、さらに空気を暖め、上昇気流が強くなります。
3️⃣気圧が下がり、回転しはじめる!
空気が上昇すると、地表の空気がその分吸い上げられ、中心の気圧が下がります。地球の自転の影響(コリオリの力)で、回転を始めます(北半球では反時計回り)。
4️⃣台風に成長する!
上昇気流と回転が強くなると、「熱帯低気圧」から「台風」へ発達します。中心気圧が低くなり、最大風速が秒速17.2メートル以上になると「台風」と呼ばれます。
「台風」「ハリケーン」「サイクロン」は、すべて同じ種類の現象(熱帯低気圧)ですが、発生する場所や呼び方が異なります。
🌀台風と呼ぶエリア
北西太平洋
日本・中国・台湾など
🌀ハリケーンと呼ぶエリア
北大西洋、カリブ海、メキシコ湾、東太平洋、アメリカ・中南米
🌀サイクロンと呼ぶエリア
インド洋・南太平洋 インド・オーストラリア・バングラデシュなど!
台風は、自分で進んでいるわけではありません。まわりの大気の流れ(風)に流されて動いています。特に影響を与えるのが以下の2つです♪
1️⃣太平洋高気圧のふちを流れる風(東から西へ)
日本の南東にある大きな「太平洋高気圧」が、台風の進む方向を決める主な要素。台風はこの高気圧の「ふち」を回り込むように移動します。
2️⃣偏西風(へんせいふう)
日本付近の上空に吹いている、西から東への風(中緯度の風)。台風が日本の近くまで来ると、偏西風に乗ってカーブするように北東へ進むことが多いです。
📍そのため、台風は最初は西や北西に進み、その後北や北東に進路を変えるのが典型的なパターンです。
1️⃣観測データを集める
気象衛星(ひまわり)
船舶、ブイ、航空機
地上の気象レーダー
2️⃣数値予報モデルを使う
スーパーコンピュータが大気の流れや台風の動きをシミュレーションします。
代表的なモデル:
GFS(アメリカ)
ECMWF(ヨーロッパ)
MSM/GSM(日本の気象庁)
3️⃣複数のモデルを比較し、予測円を作る
台風の中心が「どこに来るか」に不確実性があるため、「予報円」として表現されます。予報円は、時間が先になるほど広くなります(予測が難しくなるため)。ちなみに予報円が台風の中心にくる確率は70%と言われてます!
1️⃣窓・雨戸の補強
雨戸を閉める、または養生テープや飛散防止フィルムで窓ガラスを補強。
2️⃣屋外の片付け
植木鉢・自転車・物干しなど、飛ばされやすいものは室内へ。
3️⃣排水溝の掃除
ベランダ・庭・玄関などの排水口を掃除して水はけを良くする。
4️⃣停電・断水に備える
懐中電灯、モバイルバッテリー、簡易トイレなどを準備。
1️⃣非常持ち出し袋の確認
食料(最低3日分)、水、薬、ラジオ、現金、保険証のコピーなど。
2️⃣避難場所の確認
自治体のハザードマップで最寄りの避難所や危険区域を確認。
3️⃣連絡手段の確保
家族で連絡方法や集合場所を事前に決めておく。
🍞備蓄品は最低限これは準備を!
飲料水(1人1日3リットル×3日分)
レトルト食品・缶詰・乾パンなど
ウェットティッシュ・トイレットペーパー、電池式ラジオ・懐中電灯、ガスボンベ・卓上コンロ
🏃♂️台風接近時は以下の行動を!
気象庁や自治体の情報を定期的にチェック(テレビ、アプリ、防災無線など)
「避難指示」「警戒レベル」を確認(レベル4以上は原則避難)無理な外出を避け、特に海や川、崖の近くには近づかないように!
